作った料理をSNSに投稿する見習い料理人がいるけど、どんな意味があるのかな?
自分で作った料理をInstagramやTwitterなどのSNSにアップする料理人が多いですが、ネット上に公開することに意味があるのでしょうか?
僕も見習い料理人の頃は「自己満足のために公開しているんだろうな〜」くらいにしか思っていませんでしたが、SNSの活用は見習い料理人にとって重要な取り組みです。
なぜなら、見習い料理人はSNSをうまく活用することで成長ができるから。
この記事では、見習い料理人がSNSを使うことで成長できる理由と活用方法について紹介します。
記事を読むことで、見習い料理人としてSNSの活用をする必要性がわかりますよ。
見習い料理人がSNSを活用して成長できる5つの理由
- 料理人の成長記録として活用できる。
- 作った料理への評価が受けられる。
- フォロワーが増えて自信になる。
- 料理の知識が増える。
- 自己紹介に使える。
見習い料理人がSNSを活用することで成長できる理由をそれぞれ紹介します。
SNSに料理人としての成長記録が残る
- 見習い時代の料理写真を見返せる。
- 文章で料理の感想を残せる。
- 時系列で確認できる。
見習い料理人がSNSを活用することで、成長記録を残すことができます。
なぜなら、SNSで投稿した写真や文章は、記録としてWeb上に保存されるから。
たとえば、見習い料理人が投稿した料理の写真を数年後に見返すと、見習い時代の料理と現在の料理を比較することができます。
写真を比較することで「盛り付け」や「切りつけ方」の成長を認識したり、文章に調理の際の苦労したポイントを書いておくことで当時を振り返ることが可能です。
そのため、料理人ならできるだけ早くSNSを始めましょう。
「今はまだ人に見せられる料理じゃないから〜」なんて言っていると、すぐに機会を逃してしまい、気がつくと「やっていれば良かったな〜」と後悔しますよ。
SNSは作った料理の評価を受けられる
- 料理の投稿を継続する。
- ハッシュタグを活用する。
- コメントには返事をする。
SNSで料理を投稿することで、第三者から評価を受けられます。
上記の3つを実践することで、SNS上で知り合った先輩料理人から具体的な評価をされることがあります。
料理の投稿を継続することで「この人は作った料理を投稿してくれる」と認識されるので、コメントがもらえます。
コメントにしっかりと返事をして、関係性を作ることでより具体的な評価を受けることも可能です。
また、SNSのハッシュタグ機能「#〇〇」をつけて投稿することで、より多くのユーザーに存在をアピールすることができます。
SNSのフォロワーが増えると自信になる
見習い料理人がSNSを活用してフォロワーが増えると「いいね」やコメントなどの反響がもらえるので、料理人としての自信になります。
自信のない料理人が作った料理を食べても何か物足りなさを感じるので、自信を付けることは重要です。
ちなみに、有名人でなくてもSNSのフォロワーが多いアカウントは存在しています。
あなたの取り組みが評価されると、フォロワー増加という目に見える形で結果がでます。
SNSから料理の知識が得られる
- 流行している料理がわかる。
- 美味しそうな撮影方法がわかる。
- 料理のレシピや食材の知識が増える。
見習い料理人がSNSを活用することで、料理の知識を得ることができます。
たとえば、「チーズドッグ」や「タピオカミルクティー」などが流行している頃にSNSでリサーチすることで、どのくらい流行しているのかを把握できます。
それだけでなく、有名料理人や料理研究家のアカウントをチェックすることで、さまざまなレシピや撮影方法を学ぶことが可能です。
SNSでは、最新の情報や具体的なレシピが無料で公開されているので、利用しない理由がありません。
SNSを自己紹介に使える
- プロフィールページで自己紹介。
- 過去の投稿で料理スキルが伝わる。
- フォロワーの数で信頼性がわかる。
見習い料理人が活用しているSNSアカウントは、自己紹介に使うことができます。
プロフィールページにあなたの職歴を掲載し、投稿では日々の料理を掲載することで、あなたの人柄や腕前を伝えることが可能です。
また、フォロワー数が増えると、客観的なあなたへの信頼性がわかるので、採用面接に使うのもアリですね。
SNSに料理を投稿するポイント
- しずる感を強調した写真撮影。
- 料理に近づいた写真撮影。
- 写真とともに情報を公開。
見習い料理人がSNSを始める際に、何も意識せずに投稿しても、なかなか成長を感じることは難しいです。
しっかりと意識して取り組めば難しいことはないので、ぜひチェックしてください。
しずる感を強調した料理写真を撮影する
- ステーキから出てくる肉汁のジューシー感。
- お刺身から伝わるツヤのあるフレッシュ感。
- お鍋などの温かい料理から伝わるホクホク感。
SNSに投稿する際に重要なのが、見た瞬間に「おいしそう!きれい!」など直感的に反応されるような写真を意識すること。
あなた以外にもSNSに料理を投稿している人はたくさんいます。
そんな中で注目されるためには、料理の”しずる感”を伝えると効果的です。
料理それぞれにある強調できるポイントを認識して、アピールできる写真を撮ることがオススメ。
料理に近づいて撮影する
- 印象に残りやすい。
- 料理そのものが注目される。
- 中心にピント(焦点)を合わせる。
料理の写真を撮影するときは、できるだけ料理に近づいて撮影してください。
なぜなら、料理写真を大きく撮影することで、しずる感が伝わるだけでなく、印象に残りやすくなるからです。
なかには料理だけでなく、お皿や箸を含めた全体の写真を投稿する人もいますが、効果的とはいえません。
料理の拡大写真と広く撮影された写真を比較すると、広く撮影された写真からは「おいしそう」という感情が湧きにくいのです。
また、料理に近づいた写真だと、料理以外の余計なものに目が行くことがなくなります。
撮影の際にはピントを合わせるだけで、プロのような写真がスマホで撮影可能です。
※例外として、お皿を目立たせたい場合や、配膳のバランスを意識しているときは、全体の写真でも問題ありません。投稿の目的を意識して、撮影すると良いでしょう。
写真だけでなく情報を公開する
- 料理のレシピ。
- 料理を作った感想。
- 食材や料理に関する豆知識。
見習い料理人がSNSで料理写真を投稿するなら、レシピや補足情報を公開してください。
なぜなら、情報があることで料理を記録として振り返りやすいから。
レシピを掲載することで、数年後に振り返った時に鮮明に思い出すことができます。
また、「火加減が難しい」という感想や、「盛り付けのポイント」などをまとめるだけで、フォロワーへの情報提供が可能です。
見習い料理人はSNSで料理を投稿しましょう!
- 記録が残るので成長を実感できる。
- SNSを通して評価を受けられる。
- 料理の知識が増える。
この記事では、料理人がSNSを使うことで成長できる5つの理由を紹介しました。
この記事を読んでいるということは、日常的にインターネットを使用していて、おそらくSNSを利用したり、アカウントを持っているのではないでしょうか?
SNSアカウントを持っていれば、今からでも更新していくことをオススメします。
ほとんどのSNSは無料で始めることができるので、デメリットがありません。
少しでも気になれば、始めてみましょう。
更新を続けていれば数ヶ月後や数年後、必ず「やってて良かった」と思える日が来ますよ。